2002.2.24

 2002年2月24日午後9時、一発の花火と同時に火が放たれた。 立ち上る御火柱。 勝山左義長祭りのフィナーレだ。 各地区の正月飾りの盛られた山があっという間に炎に包まれる。 それは神々が天へ帰る送り火か、それとも神の化身か。。。。 ゆらゆらと揺らめく炎にあたりは照らされ皆の顔が明々と照らされる。 ものの10分もすると炎は峠を越え小さくなっていく。 長い鉄棒を持った男が炎の種を掻き揚げさらに炎を巻き上げる。 炎の周りで拍子木を叩きながら踊る若者たち。 長い竹竿の先に餅をつけ持っていた人々が炎にかざし炙り出す。 この佐義長で奥越の冬は終わる。 今年も一年無事でありますように。。。。
(↑マウスを置くと踊ります)